マスクはコロナ対策にならない?
マスクはくしゃみや咳をした時に発生する飛沫の防止には役に立つけど、コロナウイルスの大きさに比べて、マスクの目の粗さの方が大きいので、予防には役に立たないと思っていました。
コロナウイルスの直径はだいたい100ナノメートル=0.1マイクロメートルだそうです。一方、マスクの目の粗さは、不織布を使った一般用の衛生マスクで5マイクロメートルだそうです。その差はなんと50倍。
コロナウイルスを1.6mの人間に例えると、マスクのサイズは80メートル間隔で並んだ杭。これじゃ通り放題ですね。マスクは予防に役に立たないと思われる理由です。
ところが、別の意見が出てきました。
ウイルスのサイズだと、「ブラウン運動」の影響を受ける!

ブラウン運動って?
ブラウン運動って覚えていますか?たしか高校の物理で出てきたような気がします。
ブラウン運動とは、対象物周辺の分子が熱運動によりフラフラすることから、対象物がそれにつられて(衝突されて)フラフラ動くこと、です。
みんなご存知アインシュタインの写真を載せていますが、当時未確認だった原子の存在(顕微鏡で見えませんから)を、証拠づける論文を彼が1905年に発表しているからです。
で、なぜこれが関係するというと、空気中を漂っているコロナウイルスは、空気分子の影響によりまっすぐ進まず、右に左に、上に下にとフラフラ動くはずなので、たとえマスクの目が粗くても、マスクに捕まってしまう可能性が高まるのではないかという意見です。
実証的な結果はまだないみたい(2020年4月時点)ですが、可能性は十分、というより当然あるだろうと思われる内容です。
マスクの本来的な意味
健常者にとって、マスクは口の周りや手についたウイルスやばい菌を口の中に入れさせないため、というのが効果がある使用方法です。
なので、一度使用したマスクを再利用することはあまり賢い使い方ではありません。外した手にウイルスが付着している場合があります。その手で口の周りや鼻の周りを触ってしまったら、口の中にウイルスが入る可能性が俄然高まります。
外出から帰ったら、マスクは処分、手も洗ってください。できれば顔も。
また、仮に口の中などにウイルスが入ったとしても、体内に侵入してくるまで20分ほどかかると言われていますので、水やお茶で洗い流せば大半は無くなります。胃はpH1の強酸性の胃液がありますので、胃に入ったウイルスはたちどころに溶かされてしまいます。
なので、人に会ったらすぐお茶を飲む、人に会わなくても20分ごとにお茶を飲む、というのは有効だと思います。
マスクプレゼント
おうちさがし専門館では、ご来店いただき不動産に関するご相談をされた皆様にマスクをお配りしようと手配しています。ただ、ご存知のように日本国内に限らず、世界中でマスクが不足しています。価格ではなく絶対量が不足しているのです。鋭意準備しておりますので、もうしばらくお待ちください。
店頭販売?
ある程度の量がご用意できましたら、店頭での販売もできるかもしれません。(過度に期待しないでください。弊社が用意できるということは、その頃は十分な量が出回っている可能性もあります。)
ディスクレーマー
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