金利のお話2 金利には期間がつきもの

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銀行に住宅ローンを申し込みに行くと、必ず聞かれることがあります。固定金利にしますか、変動金利にしますか、と。

金利のお話1で、利率について記述しました。今度は期間のお話です。いやいや、期間ではなく、固定か変動かのお話でしょ?って思ったあなた、その感覚は当然です。

実は、変動金利とは期間が短い場合の金利のこと、固定金利とは期間が長い場合の金利のことなんです。つまり、固定・変動とは期間の長短にすぎません。

イールドカーブは右肩あがりが通常状態

一般的に、短期と長期では長期金利の方が高くなります。横軸を期間、縦軸を利回りとするグラフを描くと以下のようになります。このようなグラフをイールドカーブと呼びます。

イールドカーブは基本的に右肩あがりです。ご自身が他人にお金を貸す場合、期間1年と期間5年では、期間5年の方が返ってこない可能性の方が高いですよね。そのリスクが利回りとして現れているのです。

つまり、期間が長いと、返済の不確実性(リスク)分に相当する金利が上乗せされている、ということです。

よって、イールドカーブは右肩あがりが普通の状態なのです。よって、貸出期間については、短い方が有利です。ただし、イールドカーブが通常の状態では!

近頃のイールドカーブ

先ほどのイールドカーブは2007年3月のものでした。ずいぶん前ですね。では令和の時代のイールドカーブはどうでしょうか。

2007年のグラフから大きく形が変わりましたね。特徴をあげてみましょう。

  • 1年から9年までは0%を下回っている。
  • 10年はマイナスではないがほぼゼロ%
  • 10年と15年に大きな落差が生じている。

金利がマイナスになることは通常ありません。だってお金を払って貸出すなんて常識から外れているでしょ。この非常識が当たり前になっているのが日本の金融マーケットなのです。

マイナス金利

よくマイナス金利と言いますが、マイナスなのは期間が9年まで。理由は簡単。日本銀行が期間10年の国債(長期国債、JGBとも言います)を買い入れているから、です。国債が買われると金利がなぜ低下するかは別の機会にご紹介いたしますが、ここでは、日銀の国債買入が原因でゼロ金利になった、とだけ覚えていただければ結構です。

マイナス金利であるならば、長期間借りた方が良いのは当然です。しかし、マイナス金利が実現しているのは、あくまで国債つまり日本政府の借金であることに注意してください。

ゼロ金利の利益を享受できるのは政府のみ

先ほど、金利はリスクの対価であることを述べました。では貸す側の銀行にとって、日本政府と我々一般国民ではどちらの方がリスクが高くなるでしょう。もちろん一般国民です。よって、住宅ローンにおいてはマイナス金利は実現していません。なので、借入期間は短いほど有利です。期間中支払う利息が少なくて済みますからね。

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