STEP 1

まずは条件を緩めて探してみよう
3大ポータルサイト活用と「目利き」の育て方

物件探しの第一歩は、100点満点を目指さないことから始まります。

このページの要点

  • 最初は予算や学区などの厳しい条件を一旦忘れる。
  • 「スーモ」「アットホーム」「ホームズ」ですべて網羅できる。
  • たくさん見ることで、自然と「相場観(目利き)」が養われる。

住宅購入の最初のステップは、物件の探し方から始まります。
多くの人が陥りがちなミスは、最初から「予算内」で「完璧な条件」の物件だけを探そうとすることです。しかし、それでは選択肢が狭まり、本当に良い物件に出会うチャンスを逃してしまいます。

この段階での目的は、購入することではなく、理想とする「夢の家」を見つけることです。まずはリラックスして、条件を緩めて探してみましょう。

1. 物件探しは「3大ポータルサイト」だけで十分

インターネット上には数多くの不動産サイトがありますが、実は以下の3つを押さえておけば、市場に出ている物件の大半(大手・中小含む)をカバーできます。

3大ポータルサイトの特徴比較

※一般的な傾向としてのイメージです

SUUMO(スーモ)

圧倒的な物件数と使いやすいアプリが特徴。まずはここから始めましょう。

at home(アットホーム)

不動産会社間のネットワークが強く、地域密着型の物件が見つかりやすいです。

LIFULL HOME’S

物件の詳細情報や写真が豊富。「タグ検索」など機能も充実しています。

2. なぜ「条件を緩める」必要があるのか?

「予算オーバーだから見ない」「エリアが違うから見ない」というのは、初期段階では非常にもったいない行動です。

なぜなら、多くの物件を見ることでしか養われない「目利き力」があるからです。
「この広さでこの価格なら安い」「このエリアは意外と坂道が多い」といった相場観は、比較対象がたくさんあって初めて身につきます。

理想の購入までのファネル(絞り込み)

最初は「広く」見ることが、最終的な「1件」の納得感を高めます。

💡 プロからのアドバイス
直感的に「この家ステキ!」「欲しい!」と思う物件をどんどんお気に入り登録してください。予算などは後から考えればOKです。「自分は何をいいと思うのか」を知ることが、ブレない軸を作ります。

3. 次のステップへ

気になる物件がいくつか見つかってきましたか?
直感で「いいな」と思える物件が見つかったら、次は冷静な「データ」でその物件をチェックする段階です。内見に行く前に、必ず確認すべき「2つのレポート」について解説します。

STEP 2:2つのレポートで詳細チェックへ進む ➡

※後ほど親ページ作成時にリンクを繋ぎます