2つのレポートで詳細チェック
見えないリスクと資産価値の真実
内見前の「セカンドオピニオン」が、将来の数百万円を守ります。
このページの要点
- ポータルサイトの情報は「表面」だけ。内見前に「見えないリスク」を調べる。
- 「周辺環境」と「資産価値」の2つのレポートで客観的に評価する。
- ハザードマップ、用途地域、接道義務は必ずチェックする。
STEP 1で理想の物件を見つけたら、すぐに内見に行きたくなるものです。しかし、ポータルサイトの綺麗な写真だけを見て突っ走るのは危険です。
なぜなら、住宅には価格や見た目からは分からない「見えないリスク」が潜んでいるからです。
1. 資産価値を守る:「土地のポテンシャル」の見極め
建物は年々古くなりますが、土地の価値は立地で決まります。マイホームを単なる「消費」ではなく「資産」として考えるなら、将来価値が下がりにくい土地を選ぶことが重要です。
10年後・20年後の資産価値イメージ
立地の良い土地は価値を維持しますが、条件の悪い土地は「負の資産」になるリスクがあります。
「資産価値レポート」を取得することで、その物件価格が適正か、将来の価値下落リスクが低いかを客観的に判断できます。
2. 将来の安心を左右する:「見えないリスク」徹底チェック
綺麗な外観からは判断できない、法律や地理的なリスクを確認しましょう。以下の3つは必須のチェック項目です。
① 災害リスク
ハザードマップで洪水・土砂災害を確認。将来の安心だけでなく、火災保険料にも直結します。
② 用途地域
隣にビルが建つ可能性があるか?「商業地域」などの場合、日当たりが保証されないリスクがあります。
③ 土地の履歴
地理院地図で古地図を確認。昔が「川」や「沼」だった場所は地盤リスクに注意が必要です。
3. 知らないと怖い「法律と道路」の落とし穴
土地選びで最もトラブルになりやすいのが「道路」です。特に「再建築不可」の物件には要注意です。
建築基準法では「幅員4m以上の道路に2m以上接していること」が義務付けられています(接道義務)。これを満たさないと、今の家を壊したら二度と家が建てられません。 安く売られていても、資産価値は極めて低くなります。
接道義務のイメージ
道路に2m以上接していない旗竿地などは要注意!
公道と私道の違い
目の前の道路が「私道(個人の持ち物)」の場合、通行や工事の際に所有者の許可が必要になり、トラブルになるケースがあります。
私道の場合は、「通行掘削承諾書」があるか、私道の共有持分があるかを確認しましょう。
※後ほど親ページ作成時にリンクを繋ぎます