一戸建てを高く売るには何をすればいいの?戸建住宅の売り方をビギナーでもわかるように4つのポイントを解説します。

船橋市・市川市・八千代市・習志野市を中心に千葉県で新築住宅・中古住宅・土地を販売・買取している「サワキタ不動産」です。

不動産を売るというのは、普通の人(不動産関係者や大金持ち以外)にとって、一生に一度か二度の大仕事です。親戚や知人等に相談しても、一度や二度の経験ではご自分のケースに当てはまるかどうかわかりません。そのため、何をすればいいのか、どのように進めていけばいいのかわからないという方がほとんです。

そこで今回は、『一戸建てを初めて売却する方が、キッチリ押さえておきたい6つのポイント』を解説していきます。

前回の記事で不動産売却についての基本を説明しました(「分譲マンションを高く売るには何をすればいいの?分譲マンションの売り方をビギナーでもわかるように4つのポイントを解説します。」を参照)

一戸建て住宅においても、基本的な流れは同じですが、さらにもうちょっと詳しく踏み込んで説明していきます。

ポイント1.書類の準備

マンションと一戸建てとの違いは、土地の有無、建物全体の所有にあります。よってマンションの売却時に必要な書類に加えて、以下の書類が必要になってくる場合があります。

書類の名称どういう書類か手元にない場合の入手先
地積測量図土地の面積や形状を示します。法務局
境界確認書隣家と自分の土地の境界について、合意をしたことを記す書類。そのような合意がない場合そもそも存在しない場合もある。隣家が保管している場合も
建築確認済書・検査済書建築基準法に基づいて適法に建築されたことを示す書類。再発行ができないが、発行したことを示す書類でもって代用することも可能市役所もしくは県庁
建築設計図書・工事記録書いわゆる設計図と、その工事の記録。建築を担当した工務店等

ポイント2.査定と仲介不動産会社の選定

広告等では「高い査定額がついた!うれしい」と記載があるばあいがあります。また、「売りに出して1ヶ月で買い手が見つかった。よかった」との記述もあったりします。

前者は一括査定サイトの広告でよく見られる表現です。後者は大手不動産会社の自社HPで見られる表現です。実はそれぞれの特徴をよく表しているのです。一括査定サイトの場合、複数の不動産屋が競合します。売主は不動産の経験がほぼない方がほとんど。よって、高い価格を提示するとほぼ間違いなく喜ばれます。その結果価格は段々上がっていきますが、実際に売れる価格はもっと低いものとなるでしょう。これが「高預かり」と呼ばれるものです。

後者の場合、大手不動産会社は自社のネットワークを通じて常に買いたい客をキープしています。しかし、そういう客は大抵の場合「安かったらかってもいいよ」という客です。つまり、大手不動産会社のHPでは他の不動産会社との競合がないため、自社の顧客層から買えそうな客をピックアップしているだけに過ぎません。言い方を変えると、あなたの物件は安売りされているのです。

つまり、競合がある場合もない場合も、その実情を知らないと損をしたり、時間を無駄にしたりします。それを避けるには市場動向や顧客の感触等を報告し、かつ現実的な期間内で売れる価格設定を提示する業者を選定しましょう。

弊社では契約時に他社にはない売買戦略について詳しく解説しております。また、定期的に充実した内容で報告しております。

ポイント3.土地の権利、境界線について

事前に土地の権利が明確になっているか、隣地との境界は確定しているか、などを確認しておく必要があります。「土地測量図」「境界確認書」など、土地の権利がわかる書類を用意しておきましょう。

売却対象の土地の範囲が明確でないと、売却後のトラブルにもつながってしまいます。境界線が曖昧な場合は、あらかじめ隣接地の土地所有者と協議し、了解を経て測量図を作成しておきましょう。難しいことは、弊社にお任せください。提携土地家屋調査士により、隣家との意見調整を図り境界線等を明確にします。

ポイント4.査定ポイントおよび内覧会でのチェック

家の査定には、マイナスポイントのチェックとプラスポイントのチェックがあります。マイナスポイントについては契約不適合責任とならないように、あらかじめ契約内容に盛り込んでおいたり、元の住民ですら知らなかった瑕疵(隠れた欠陥のこと)についても免責期間等を設けるなど、契約面からの手当と、補償などの利用が有効です。机上査定ではこの点については評価が全くできないので、甘い結果になりがちです。注意しましょう。

プラス面については、販売時に有効なもの、無効なものがありますし、どのようにアピールするかも重要なポイントです。訪問査定時にどのようにプラス面を強調しているのか、きちんと説明できる不動産会社と契約することが重要です。

すぐ引っ越してしまう場合は別ですが、入居中に売却活動を行う場合も多々あります。その場合に備えて、家の掃除、荷物の整理はきちんとやっておきましょう。買主候補への対応は、仲介となる不動産会社の職員に任せて結構です。

以上、一戸建て住宅の売却で注意すべきポイント4点を解説いたしました。サワキタ不動産では分譲マンションに限らず、一戸建て、土地、一棟マンション、一棟アパート、投資用マンションなど幅広い物件での売却にお応えしております。失敗しない売却のために、お気軽にご相談ください。

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