火災保険での家財の再調達価格

船橋市・習志野市を中心に千葉県で新築住宅・中古住宅・土地を販売・買取している「サワキタ不動産」です。
今回は、火災保険の再調達価格について、ご説明いたします。

令和6年は能登半島地震から始まりました。また弊社が立地する千葉県でも地震が続いております。平成28年以降の8年間で負傷者が出た地震だけで38件にも上ります。もちろん人的損害だけでなく住宅の破損も多く発生しております。そこで重要になるのが保険による保証です。

保険では被害を受けた家屋の保証を再調達価格ベースで算定しています。

■再調達価格とは

保険における再調達価額とは、保険の対象となる「財物」と同等(同じ構造・用途、質、規模など)のものを、
現時点で再築
再購入するため
に必要な金額をベースとした評価額です。
「時価額」とは、再調達価額から経年・使用による消耗分(減価)を差し引いた金額をベースとした評価額です。

■家財の再調達価格

火災保険のパンフレットなどに記載されている家財の再調達価格の例をご覧になられた事はありますか?
これは保険会社が一般的な家族構成にて算出したものになります。思ったより高額になってしまっているのかなという印象です。
ですが、実際の一般家庭の家財の金額を算出すると、そこまで開きがないという事がわかりました。

◆40代4人家族の例(夫婦・長男・長女)◆

  • ご主人の持ち物:220万円
  • 奥様の持ち物:440万円
  • 子供達の持ち物:100万円
  • 趣味・娯楽・スポーツ関連:150万円
  • リビング:160万円
  • 台所・お風呂等:115万円
  • 子供部屋・寝室・和室:180万円
  • その他:110万円
  • 合計 約1475万円 ※ざっくりの計算となっております。

これを見ると、そんなに家財にお金をかけていたという認識がない方も多いかと思いますが、一般的な金額の算出となりますので、参考にしていただけたらと思います。
この金額から見ても再調達価格の例との金額が近くなるので、火災保険に加入する際に改めてご自身のお持ちの家財を再度確認される方が良いのではないでしょうか?

住宅購入時にはお金がかるので火災保険料を抑えたい気持ちもわかりますが、保険は何かあった際に備えて入るものですので、そこをしっかりと考えて加入していただけたらと思います。

火災保険、生命保険の見直しなどもサワキタ不動産でご相談を承っておりますので、お気軽にお問い合わせいただけたらと思います。

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