浸水被害時のお家の正しい消毒方法について

船橋市・習志野市を中心に千葉県で新築住宅・中古住宅・土地を販売・買取し
ている「サワキタ不動産」です。
ここ近年は地球温暖化の影響か、各地でゲリラ豪雨など大雨被害が発生しています。また、今年は能登半島で津波被害も発生しました。

浸水時には泥などの掃除も大変ですが、実は怖いのは疫病の発生です。今回は、水害が発生しお家が浸水した場合の消毒ついて、ご説明いたします。

■もしも浸水被害にあってしまったら

異常気象やゲリラ豪雨など気象災害が増えてきてしまっている現在。もしもの時のために知っておくべき処置をご紹介します。
2018年7月の西日本豪雨の際に、岡山市保健管理課と岡山市保健所が出した「家屋等が浸水した市民の皆さんへ~水害時の衛生対策について~」によると、感染対策と消毒方法は以下の通りです。

<床上浸水したとき>
(1)水が引いた後、濡れた畳や家の中の不要な物を片付ける。
(2)汚れた家具や床、壁などは、水で洗い流すか水拭きするなどして、よく乾かす。
(3)食器類や調理器具などは、水洗いして汚れを洗い流す。
(4)消毒薬を薄めた液を浸した布などで拭き、よく乾燥させる。

<床下浸水したとき>
(1)床下や家の周辺にある不要物や汚泥などを片付ける。
(2)床下に水が溜まっている場合は、雑巾などで吸水し、扇風機などで換気してよく乾かす。
(3)可能なところは水で洗い流す。

■正しく使い分ける、消毒液

新型コロナウィルスの流行により一般家庭でも消毒をすることが増えました。上記でいう消毒薬とは「逆性石けん」と「家庭用塩素系漂白剤」です。ようやくドラッグストアで購入できるようになってきた地域も多いのではないでしょうか?
「塩化ベンザルコニウム」が含まれる「逆性石けん」は医療機器の消毒や食中毒対策などに用いられ、「次亜塩素酸ナトリウム」が含まれる「家庭用塩素系漂白剤」は、ノロウイルス対策などにも有効です。
水害時には、手指・家具・床などには「逆性石けん」を使い、食器・衣類・浴槽などには「家庭用塩素系漂白剤」が有効だそうです。
いずれも、汚れを水などで落としてから消毒をする事とそれぞれ水できちんと薄めてから使うことも大切です。
なお「家庭用塩素系漂白剤」は色落ちすることがあるので衣類に使う場合はご注意ください。作業をするときは消毒液が目に入らないよう、皮膚や長袖・長ズボン・メガネ・マスク・ゴム手袋などを使い、皮膚や目にかからないように気をつけましょう。

■被災後の自宅で気をつけるポイント

災害にあってしまい清掃のため初めて自宅に戻る際は、以下のことにも注意が必要です。

  • ガス漏れがないことを確認する
  • 停電でない場合は、電気系統は安全が確認できるまでブレーカーを切っておく
  • プロパンガスボンベ、車のバッテリーなど危険物を見つけたら、近づかず、消防や市町村役場などに相談する。
  • 換気に注意し、清掃が完了するまでは、子どもやペットを室内に入れないようにする。

その他、下記のサイトも参考になると思いますのでよろしければご確認下さい。

「水害にあったら、どうすればいい?」

https://www.buzzfeed.com/jp/keiyoshikawa/deniyarubekikotoyattehaikenaikoto?bfsource=relatedmanual

災害にはあいたくはありませんが突然、自宅が襲われた時の対処法を知っていれば素早い対応ができます。
ご参考にしてください。

サワキタ不動産では、住宅リフォームのご相談も承っております。お気軽にご相談ください。

ディスカッションに参加する

Compare listings

比較